4月、5月におすすめ!緑織りなす春の香り
2024.02.29
のどかな日々から一転、一斉に芽吹く花々。 見渡す限りを隙間なく、むせるような新緑が埋め尽くす。 そんな清々しい時候は、季節の交差点。 青色の冬に陽のきらめきが黄味を与え、眩しい緑の只中へ。 種々の色彩が交差する、春の香りをご紹介します。
1.エディット オードパルファン グリーン ベルベット / EDIT(h)
まどろみと安らぎの間で
雑然とした寝起きに落ち着きを与えるホワイトフローラル。 艶のある大人びたガルバナムが、イリスの放つパウダリーさへと導きます。 毛足の長いファーラグを素足で歩くその感覚を、香りからも。
2.メディトレニアン ハニーサックル / AERIN
朗らかな草木や果実
初夏の陽が、まだかまだかと顔を覗かす。 はやる気持ちで吸い込んだ深い青葉と澄んだ果実。 軽快なシトラスと柔らかい風に踊るハニーサックルの清々しい香りです。
3.ローダルモアーズ / SERGE LUTENS
乾いた大地は思い出す
ほろ苦いヨモギと海辺の塩気を思わせるイモーテル。 想い描くのは、丹念に撚り合わせる麻糸。 語られることのない荒野の夢夜が紡がれていきます。
4.サン・ジェルマン・デ・プレ オードパルファム / CELINE
いつかのおぼろげな記憶
母体へと舞い戻った様な、郷愁の心地よさ。 愛の温もりが醸すのはバニラとヘリオトロープ。 プチグレンのほのかな緑色が幼心の思い出をそっと包み込みます。
5.アン パッサン / FREDERIC MALLE
香りは流転する
季節の変わり目。身体も香りを変えていく。 ひんやりとしたシダーと、波打つキューカンバー。 緩やかにまじり混ざって、生まれた小むぎ。 いつまでも抱きしめていたい人肌の香りです。
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