5月、6月におすすめ!地平線をかたどる穂波の香り
2024.03.31
麦穂がかたどる金色の鏡面。風に揺られ乱反射する透明な光。 豊かさに満ちた一面を陽はじりじりと照りつけ、何もかもが眩しかった。 青く若い芽吹きの種は、凍てつく冬を超え、今まさに刈り入れ時。 実りと別れを想起する一面の麦畑を5つの香りに閉じ込めました。
1.ボア ダルジャン / MAISON CHRISTIAN DIOR
薫風への讃美
黄金色、温もりの色。 風にそよぎ香りは揺れ動く。 アイリスとフランキンセンスは代わる代わる互いの存在を讃え、形のない風情を歌います。
3.ル シャン ド カマルグ / L’ARTISAN PARFUMEUR
乾いた黄金、瑞々しい青さ、生まれる香り
潮風をまとう小麦畑。 地中から昇り、宿る実りの種。 ソフトで甘やかな調べは、海からの便りに応えた、ミルキーでソルティーなふたつとない香りです。
4.リマーカブル パルファム ティナーレ / LE COUVENT MAISON DE PARFUM
終わりない相承の物語
地面のわずか上。 穂先から滴る汗は土壌に吸われ、生じる無限の相。 地の糧となり、誰かの元へ届くその時まで、ほの甘いバニラが想いを繋ぎます。
5.ミックスト エモーションズ / BYREDO
夢と現実を一緒くたに
交わる感情は香りに託された。 黄色く火照った藁に身を預け、心地良い眠りにつく。 マテとセイロンの生い茂るティーノートに一絞りのブラックカラント。 日常と非日常の境界を紡ぐ、優しさの香りです。
試してみたいものはありましたか? お気に入りの香りはカレンダーに追加してみてください!
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