
1月におすすめ!冬空に溶ける粉雪の香り
2025.11.30
冬空に舞う粉雪は触れた瞬間に溶けて消えるのに、かすかな甘さを肌に残していく。 そんな一瞬の儚さを香りで閉じ込めたのが、この季節のバニラの香り。 重さではなく、静けさと温度差で魅せる“冬の甘さ”です。 冷たい空気を切り裂くように立ち上がり、あとからそっと寄り添う余韻は、まるで白い息が夜空へ溶けていくよう。 深く香るのに押しつけがましくなく、冬の装いに自然と馴染む。そんな粉雪とバニラが交差する瞬間を、肌で楽しめる香水をご紹介します。
1.ミルラ & トンカ コロン インテンス / JO MALONE LONDON

冬夜に灯る琥珀色の祈り
静かな雪夜、琥珀色の灯りがひっそりと揺れるような、深みのある甘さ。 ミルラの神秘的な煙がゆっくり広がり、次第にトンカのまろやかな甘さへと溶け込んでいく。 冷え切った空気の中にぽつりと灯る温度のようで、静けさの奥に確かなぬくもりが宿る香りを感じます。 粉雪の冷たさを受け止めながら、肌の上に柔らかな影を落としていくような、冬夜限定の特別感を。
2.ミラビリス / L’ARTISAN PARFUMEUR

冬の闇に咲く花
冷たい風が頬を撫でるような清涼感と、深く沈むバルサムの温かさ。 その両極が静かにぶつかり、冬の闇の中で異質な美しさを生み出します。 甘さと煙の間を行き来する香りの揺れは、粉雪が横切る瞬間のように儚く、どこか神秘的。 肌にのせると、冷たさと温もりが交互に寄せては返し、冬空の色みまで香りとして映し出すよう。
3.フラビア バニラ / PARLE MOI DE PARFUM

白銀の空に漂う
名前の通り、バニラを主軸に据えつつも軽やかな立ち上がりが特徴的な香水。 甘さを外に放つのではなく、内側に静かに溜めていくような構造で、粉雪が積もるときの無音の感覚と重なります。 ふと風が吹けば、甘さがそっと舞い上がる。 この“静かに広がる甘さ”が冬の空気と相性抜群です。 こっそり体温に寄り添ってくれるような密やかさは、肌に残る香りの余韻で雪を解かすようです。
4.ヴァニーユ エキスキーズ / GOUTAL

白い炎のバニラ
冷えた空気の中で、ひと筋の白い炎が静かに揺れるようなバニラ。 甘さは澄み切っていて、粉雪が落ちる音まで聞こえそうな透明感をまとう。 ふわっと香るバニラは、冬特有の空気の冷たさと調和し、肌の上でふわりと溶ける質感を楽しめます。 甘いのに軽く、軽いのに芯がある。 冬にしか響かない“清らかな甘さ”を、洗練された余韻で味わってみてください。
5.サティーヌ / LALIQUE

粉雪が触れるシルク
シルクが肌を滑るように柔らかいフローラルと、ほんのり甘い温度。 冷たい外気に触れた粉雪のような軽やかさをまといつつ、内側からほのかに温かさが滲みます。 華やかさはあるのに、主張しすぎず、冬の日常に自然と馴染む“優雅な甘さ”が魅力です。 まるで粉雪の粒が光を抱えたまま溶けていくような、優しい余韻が長く続く一本。
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