皆に愛される香り、Bon parfumeur 3選

皆に愛される香り、Bon parfumeur 3選

2023.10.24

香水を選ぶにあたって、そして使うにあたって大切にするポイントは何ですか? 人によって沢山の選択肢があると思います。 そんな中でも今回は、「誰にとっても心地良く自然体な香り」にフォーカス。 現代的でユニバーサルなbon parfumeurから、誰もに愛される香りを3点セレクトしました。 2016年に創立された当ブランド。 比較的新しいブランドゆえ、周囲に誇れる自分だけの香りとなるかもしれません。

1.003 オードパルファム / BON PARFUMEUR

Eau de Parfum 003

飾らない、あらゆる境界も越えるな和の魅力

柚子を基調とした軽快な香り。 柚子らしい品のある爽やかさとネロリの微かな渋さがシトラスノートを構成します。 和を感じさせる柑橘の香りは乾いたベチバーと混ざり合う事で、トップだけでなくラストまでその余韻が残ります。 表面で輝く爽やかな印象とは異なり、所々で白茶の様な上品さも醸す様な知れば知るほど奥深いフレグランス。 ラストにかけてはウッディな印象が徐々に強まり、あらゆる境を超えて愛される中性的な香りへと落ち着いていきます。

2.201 オードパルファム / BON PARFUMEUR

Eau de Parfum 201

温もりと共に、華やかに、弾ける

香りの中核は甘く芳醇、そして弾ける様なフローラル。 包容感のあるその香りは、グリーンアップルとペアーの瑞々しいフルーティノートに支えられます。 この香水から広がる数時間の香りの旅において一貫して現れる人肌の様な柔らかい温度感。 滑らかなムスクがトップ、ミドル、ラスト、全てのフェーズにおいて優しく寄り添い、内側から溢れる様なナチュラルな魅力を演出してくれます。

3.801 オードパルファム / BON PARFUMEUR

Eau de Parfum 801

痛いほどに澄み渡り、一点の曇りを見せない。

潮風と木々が混ざり合い、深呼吸を誘う香り。 肌に乗せた瞬間のフレッシュなグレープフルーツの香りは塩気のある海風に乗って、青空を舞います。 時間の経過と共に次第に強まるシダーとヒノキの香りは、親しみのある潮風に複雑さや力強さを与え、優しくもドライな印象を際立たせます。 涼しさと温もりのコントラスト。そのハッキリとした対比にナツメグやピンクペッパーがアクセントを加え、様々な海風の解釈を促します。 初夏の様な涼しげな印象が先行しながらも、ふとした瞬間に抱きしめたい木々の香りが全体を通して穏やかに主張。 ”誰もに愛される香り”としての成り立ちを支えます。

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