9月10月におすすめ!美しく、どこか切ない情緒的な香り
2023.07.31
9月といえば昼間は暑い日も多く、夕方になるとぐっと冷え込んだりと、まるで1日の中に一つのストーリーがあるかのようですよね。 そんな季節の変わり目は、まるで私たちの心を揺さぶるようにどこか切なさを感じます。 今回はそんな心の揺れを彩るような、美しくも切なさを感じる香水を選びました。 トップノートからベースノートにかけて全く違う表情を見せたり、どこか叙情的であったりと面白い香りをセレクトしています。 気になる香りはぜひチェックしてみてください!
1.ミックスト エモーションズ / BYREDO
冷たさとノスタルジックと温もりと
ブラックカラント、ティー、そしてスモーキーな香りが織りなすこの香水は、目まぐるしく流れる毎日を想起させるような情緒豊かな表情を持っています。 トップノートの切なさと同時に、過度に甘すぎない中毒性のある甘さが心地よく鼻をくすぐります。 フルーティでありウッディである。そんな不思議な香りの世界を感じたい方にぜひ体感してほしい香りです。
2.リマーカブル パルファム パルマローラ / LE COUVENT MAISON DE PARFUM
昼から夜まで神秘的
明確なシトラスの香りを感じるトップノートでありながらも、それが圧倒的ではないこの香水。 非常にフレッシュで清潔感のある、花々の香りが特徴的です。中でもジャスミンが主役を担っていますが、シトラスとのバランスが良い感じで取れています。 初めは非常に鋭く感じますが、肌につけるとすぐにパウダリーなノートに落ち着きます。2面性を感じさせるような謎めいた人物に合うこの香り。 花の香りが好きだけど甘すぎる香りは苦手という人にもおすすめです。
3.パッサージュ ダンフェ / L’ARTISAN PARFUMEUR
色味のない響きわたる優雅さ
リリーの香りが心地よいアクセントを加えるこの香水は、優雅でありながらも身につけやすい香りです。 複雑なインセンスが深みを加え、思索的な瞬間や宗教的な印象を感じる人もいるのではないでしょうか。長時間にわたり香りを楽しむことができます。 温かい天候と寒い天候では、感じ方もかなり異なるところも面白い彼岸花をテーマとした香りです。
4.ローズ サイレンス / Miller Harris
優雅な香りのバランスが取れた一輪のローズ
フレッシュなフルーツとローズの香りが融合した香り。 明るいローズの香りは、甘すぎず、乾燥しすぎず、とても心地よく、凛とした一輪のバラを彷彿とさせます。 またバラの香りでありながらカシスの香りを感じさせ、ラストにかまえたパチュリがとてもウッディな香りを感じさせます。初めはウッディすぎると感じるかもしれませんが、数分後には変化しフレッシュに感じられます。 楚々としたローズとラストのパチュリへの広がりのストーリーが楽しめる香りです
いかがでしたか? そろそろ香りの変化も考え始めるこの季節。 香りの二面性をうまく使いこなして自分を演出してください。 気になる香りは是非チェックしてみてくださいね!
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