10月、11月におすすめ!冷える時節に映える一輪の花の香り
2024.08.31
冷え込みが増すこの時節。心温まる一輪の花の香りが心地よい季節ですね。 フローラルノートが主役の一つの花が放つ繊細な香りは、ひんやりとした空気に映え、感覚を刺激します。 今回紹介する5本の香水から感じるそれぞれが持つ特有の花の香りからは、秋から初冬へと移りゆく時節の中でひときわ際立つ温もりや美しさが感じられるはずです。
1.ローズ / Paul Smith
秋の空気に溶け込むひとひら
朝露に濡れたバラが静かに開くように、冷たい空気を切り裂いてその瑞々しい香りを放ちます。 緑豊かな幕開けから、シンプルで美しいバラの香りへと繊細に移り変わります。その柔らかさは、着る人の日々を優しく包み込むかのようです。 短いながらも甘美な時間、秋風に舞うバラの花びらのように、記憶に残るはず。
2.ディオリシモ / Christian Dior
朝を飾るクラシックな清々しさ
秋の朝の爽やかな光の中で咲くリリー・オブ・ザ・バレーを捉えたかのように洗練された香り。 豊かでありながら洗練された美しさ。 クリーンで明るい瑞々しさとソフトで穏やか、クラシカルな石けん調のフローラルノートは、上品なトーンを添えどこか懐かしい幸せな空気感を漂わせます。
3.ラ テュリップ / BYREDO
淡く、静かに、香る詩
初めに感じるのは、切りたての花々の清新さ。 次第にフリージアとラバーブの微かな酸味が加わります。 シンプルでありながらさまざまな花の香りが組み合わされたチューリップの香りは、 ゆったりとした時間の流れの中で繊細に変化し、それはまるで詩の一節のようです。
4.リリー オブ ザ バレー / PENHALIGON‘S
息吹を纏う
冷え込む朝に露を纏った白い花々が放つ香りを思わせます。リアルな花の香りで瞬間を美しく彩り、穏やかでありながら存在感のある香りが、穏やかな日々を温かく照らしてくれるかのようです。 パウダリーで柔らかい白い花の香りは、どこか安心感を感じてしまうほどの存在感。 驚くほどの持続力は、長い夜にもぴったりです。
5.オードパルファン シャンティシャンティ / Miller et Bertaux
白檀と薔薇の神秘
ローズの芳醇な香りを纏うための1本。こインドのローズインセンスを思わせるような、温かな記憶と共に幻想的な体験。 初めに感じるのは、スパイシーで土っぽい香りが特徴的なローズのオイルの感触、やがてその力強い開花が滑らかなサンダルウッドへと移行し、洗練された余韻を残します。 シンプルで華やかとはこの香りのことでしょう。
いかがでしたか? 気になる香りはぜひカレンダーに追加してみてください! 花々の香りで日常を彩りましょう。
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