BYREDO

ロマ（ジプシー）の生活様式をグラマラスにアレンジ。オープニングはペッパーとレモンのややスパイシーなトップ。ハートは松の葉とインセンスがウッディでスモーキーな印象。ベースをバニラとサンダルウッドが仕上げており、ソフトでありつつ非常にフレッシュなエクスペリエンスに。ライトなフレグランスをお探しのお客様に最適で、どんな性別でも身に着けることが出来る香りです。

GYPSY WATER

BLANCHEのアイデアは、その名が示す通り、『白』という色へのイメージが核となっています。洗い立てのコットンを思わせるソフトなフレグランス。アルデヒドのノートが感じられたあとすぐにソフトなローズのノートに取って代わります。ハートはネロリのフレッシュな柑橘系が開き、ベースノートのウッドとムスクは他のノートの軽やかさとバランスをとります。どんな性別でも身に着けることが出来る香りです。

BLANCHE

クリエイティブディレクターであるベン・ゴーラムが、嗅覚以外の知覚からフレグランスのインスピレーションを得ることを試みた新作フレグランス。10代の溢れ出る繊細で複雑なエモーションにインスパイアされたフローラルフレグランス。トップに香るカシス、タンジェリン、サフランは幸せ、天真爛漫さや時に考えこむティーンを、ミドルノートのダマスクローズオイルは可愛らしさを暖かく表現。ベースノートには自立する力強さをブロンドウッドで、ピュアな繊細さをアンバーで演出しました。カラフルなパレットのようなフレグランスです。

LIL FLEUR

第一次世界大戦中の戦地の最前線において、価値ある医療活動を行い、兵士達のために無私の心で献身的に尽くした赤十字社の従軍看護婦たち。“荒野に咲く薔薇(ローズ・オブ・ ノー・マンズ・ランド)”と呼ばれた彼女たちの精神を讃えて作られた香り。洗練された香りが肌を包み込み、深い安らぎで心を満たしてくれる。ローズに鮮やかなラズベリーが重なります。荒野に育った純潔の蕾が、一輪の花を咲かせるような“気高さ”を表現。

ROSE OF NO MAN‘S LAND

“SUNDAZED”とは、夏がもたらす喜びの中、太陽に誘惑されること。時が静止したなか、太陽崇拝がもたらす自由に身を浸すこと。真夏の白昼夢に、神秘的に心と身体が解されていく。太陽を追い続ける者達にもたらされる、中毒的な経験。柑橘系のフレッシュなトップノート、大胆なネロリとアラビアジャスミン、甘く懐かしいコットンキャンディーとムスクが終わることのない夏の暑さへ導きます。

SUNDAZED

ダンスパーティーの夜、少年と少女が男性と女性に成長する瞬間。国や文化、時代を越えて、思春期の頃、互いの身体を初めて近づけた時の温かな肌のぬくもりと息もつかせぬ交わりを想像させます。女性らしさと男性らしさ、苦さと甘さを混ぜ合わせた、やみつきになるような、どんな性別でも身に着けることができる香り。「バイレード」創業者のベンは自らのアメリカでの青春時代の記憶をこの香りへと昇華させました。

SLOW DANCE

独特の雰囲気に満ちていた60年代の音楽と文化のムーブメントにインスピレーションを得ています。自由と希望、そして明確な美学のあったあの時代は、今日もインスピレーションの源であり続けています。人工のパラダイスへといざなう幻惑。豊かな香りはサイケデリックなスパイラルへと人を巻き込みます。燃えさかるかがり火がもつ、催眠的な美しさ。甘くむせかえるようなココナッツウオーターの香り。すぐに、熱情的な力強さを持つパチュリの葉とハイチ産ベチバーにとってかわられます。乾いた空気、ゆるやかな雰囲気。ベルベットのようなカカオとワイルドムスクがアーシーな豊かさを加える、五感のすべてに訴えかける体験。

VELVET HAZE

春の到来を告げる素敵な花でありながら、実は香りを持たない花、チューリップ。「バイレード」創業者のベンが、そんなチューリップのために、多種多様な花の香りを融合してつくったのが、本作。可憐で優しい香りが、確かにチューリップを想起させるから不思議です。


LA TULIPE

これまで記憶の断片や抽象的な概念を香りに昇華してきた「バイレード」が、今という未曾有の時代に生きる私達の心情を“ミックスト エモーションズ”の香水に映し出します。活力を与えるようなマテの香りと、毅然かつ柔和なカシスの香りが、バーチウッドの香りに包まれます。安堵を与えるようなセイロンティーの香りは、ふと我に返るようなバイオレットリーフの香りに時に遮られます。慣れ親しんだ日常が、突如変わってしまうことがあると気づかせるのと同時に、今という混沌とした時代においては、誰もが落ち込むことがあり、気に病むことはないのだと、安心を促しています。

MIXED EMOTIONS

毎年繰り返される、自然の力強い再生である春の訪れ。これを祝して「バイレード」創業者のベン・ゴーラムは野生の庭園を思い起こさせるフローラルな香りを生み出しました。おい茂る野生のツルバラ、そしてピンクフリージアの心浮き立つ蜂蜜のような香り。まるで春の散歩道を彷彿させるトップノートを経て、ミドルノートを構成するのは、今まさに花びらを落とそうとしているマグノリアと、その下で凛と咲くスズラン(その花言葉は“幸せの再来”)。そして最後に、ベンの大好きな香りであるジャスミンが、ほのかに甘い余韻を残します。


INFLORESCENCE

シトラスでクリスプ、昔ながらの軽やかなコロンが装いも新たに現代的なアレンジで登場。軽快で爽やかな香りの中に、イキイキとした個性を表現しました。個々の原料はあくまで普遍的ながら、「バイレード」らしい調香によって、オリジナリティ豊かな香りの世界を創出しています。エレガントで男性らしい、日曜の紳士の香り。

SUNDAY COLOGNE

愛と献身の象徴であるローズは、女性らしさを象徴する香り。この定説を「バイレード」ならではのウィットで知的に裏切ったのが、ローズノワール。ローズの香りを濃縮することで立ち現れるデカダンで濃厚な香りは、意外性と懐かしさを内包しています。女性のみならず男性にも似合う、ローズの新解釈。