"Comme des Garçonsのフレグランスライン、""Comme des Garçons PARFUMS(コムデギャルソン・パルファム)""。
ブランドのコンセプトに「アンチ・パフューム」を掲げ、従来の”装いを完成させる”のではなく、自分を奮い立たせる香り作りを目指し、メンズ・ウィメンズの枠を超えたジェンダーレスな香りを創り出すことを得意としている。"

COMME des GARCONS PARFUMS

"生い茂る森の喚起"をコンセプトにしたコム デ ギャルソンのワンダーウッド。
豊潤であふれでるような樹木や草木の香りの組合せは、WOODYノートを前面に押し出し、森の中をさまよう世界をイメージ。

チベットではゴールドと等しい価値を持つとされるアガーウッド、神の樹と呼ばれるシダーウッド、サイプレスやパチョリなど、名前が示す通り、神聖な香木がベースの、ウッドの香りが凝縮され、100%ナチュラルなウードエキスを配合し、リッチで大胆、スウィートで魅力的な印象に。

樹木のファクターを存分に散りばめたナチュラルな香りは、コム デ ギャルソンらしい神秘性とオリジナリティを体現しています。

WONDERWOOD

【コンセプト】
幾重ものエッセンスがまるで１つのエッセンスのようにテクノとオーガニック、正反対の香りを調和させ、見事なコントラスト（対照）とコンプリメント（補完）を生み出しました。従来の香りに代わる全く新しい香りです。

＜テクノの香り＞
墨、ニュー・アルデヒド

＜オーガニックの香り＞
お香、マグノリア、フォリア・アブソリュート、パチュリ、シダーウッド、アンバー、ガルバナム

COMME des GARCONS 2 

「デザインしないことがデザイン」をコンセプトに、ハートマークのアイコンで親しまれているPLAY ブランドに新たな香水が誕生しました。シンプルで、クラシックで、しかも永遠に愛される香りを求めてレッド、グリーン、ブラックのテーマで３種類の香りが開発されました。 パッケージは、それぞれのカラーを打ち出したアイコンが個性的にデザインされて います。

PLAY GREEN

コンクリートは都市の景観の中ではいたるところに、そして当たり前のように存在します。しかし、ここでのコンクリートとは比類のない洗練された香水の新しい領域のひとつとして、今までとは異なる意味を与えられました。平凡さは貴重なものとされ、人々の持つ ”平凡さ" への固定概念を覆します。汎用性のある素材は、予測外の形を見つけ出したのです。破壊、創出、創造の探求の中でCONCRETEは、我々が持つ素材への先入観を巧みに覆し、新しい道を切り開く香りなのです。

DESTRUCTION（破壊）：
本当の香りを抽出するために濃厚なサンダルウッドを粉々にしました。その粉砕されたものから浮かび上がる極めて新しい香りです。

CONSTRUCTION（創出）：
馴染みのある香りから生まれた新しいコントラスト。インダストリアルな合成物質は親しみ深い自然由来の香りに新風を吹き込みます。有機化合物のローズオキシド（香料）が、溢れ出るウッディな香りに変化をもたらしました。

CREATION（創造）：
樹脂が持つ幾重かの温かみのある層は、コムデギャルソンの特有のスパイスを基盤に構成された素材によって継ぎ合わされました。

DESIGN
香水のボトルは、コンクリートとガラスの容器で作られ、手作業で1つ1つ小さな袋に収められています。ここではもはやコンクリートは単一で均一なものを創り出す素材ではありません。コンクリートで覆われたボトルはそれぞれ少しずつ違った表面、質感を持っており、ここではその不均一さこそが個性であり、素晴らしいデザインなのです。単一の形からなる抽象的な素材はハッと驚くようなインパクトがあります。そしてそれは新しい解釈や印象を人々にもたらします。主観的な側面や背景への探求、つまりコムデギャルソンという名の下に美の原型やラグジュアリーの慣習はすっかりと覆い隠されてしまっているのです。

当たり前のように存在するものの断片からつくられた卓越した香りのCONCRETEは、デザインを香りに変えるという既存の価値を打ち砕くというCOMME des GARCONSのスタイルそのものなのです。

CONCRETE

【コンセプト】
有機と鉱物、新鮮と消滅の目がくらむような融合、グリーンのエネルギーの驚くべき爆発、究極のグリーンフレグランスの創造。

【香りの説明】
グリーンのエネルギーが突風のように吹きぬけます。
自然の生き生きした瑞々しさを呼び起こします。
青々とした草木のノートと火薬の融合です。
煙と石英の混ざり合った爆発の中で感じる火薬の臭いと、ジャングルの樹木のエネルギー、スパイスの躍動する香りのぶつかり合いです。
最初は青々した野生の葉の香りにまろやかなグリーンノートが感じられ、次に石英とコリアンダー（せり科の草木）が落ち着いた香りを演出、最後には火薬の煙とホワイトムスク（じゃ香、動物性の甘く粉っぽい香り）の融合が個性的な残り香となります。