タンバリンズは、韓国のアイウェアブランド「ジェントルモンスター（GENTLE MONSTER）」の姉妹ブランドとして2018年9月に誕生。「型にはならない美しさを追求する香りのコスメブランド」をコンセプトに掲げ、他ブランドと一線を画すフォトジェニックなアイテムが特徴で、新製品を発売するたびに注目を集めています。

TAMBURINS

夕焼けに染まった薔薇 | ラズベリー | ムスク

A rose is a rose is a rose.
すべての瞬間において、バラはバラとして完璧に存在します。
種から芽を出し華麗に花開くまでの毎瞬間、絶え間なく変化しながらも、バラは気高い美しさを内包し続けます。
夕焼けがバラをラズベリーのように赤く染め、新鮮なディルと爽やかなレモンピールの輝く光が重なると、花びらを守る頑丈で優雅な棘のように、アーシーなパチュリとシプリオールが重みを加え、もうひとつの完璧なバラを見せてくれます。

一種または複数の花を思わせる、華やかさのある香り。

フローラル

ペアやピーチなど、柑橘以外のフルーツを思わせるジューシーな香り。

フルーティ

温かみのある人肌を思わせる、清潔感がありソフトな香り。

ムスク

EVENING GLOW

パルファン

ホワイトシャンパン / ダージリンティー / クリーミーなムスク

ホワイトシャンパンの繊細な泡と甘いフルーツの香りに、ほろ苦いダージリンティーの香りが豊かに調和し、ティーカップの中で踊る優雅な香りのダンスパーティーを表現します。 鼻先から伝わるクリーミーなムスクとサンダルウッドの柔らかな余韻が長く続きます。

様々な樹木の香りによって成される、落ち着いた奥行きのある香り。

ウッディ

WHITE DARJEELING

露を含んだ青りんご / ホワイトチューリップ / サンダルウッド

チューリップの最初の名前を意味するラーレは、夜明けの露を含んだ青りんごを一口かじったような清涼ながらも控えめな甘さをはじめとし、穏やかなグリーンフローラルの香りがホワイトチューリップの爽やかな青い葉を想起させます。 濃厚なサンダルウッドにスパイシーなレザーとミモザの香りが加わり、深く繊細な余韻を残します。

フリージアなどの、瑞々しくも華やかさを持ち合わせた香り。

グリーンフローラル

LALE

THE SCENT JOUNEY
AROMABLENDBARは花、果物、植物それぞれの呼吸を感じる様な素材を生かした瑞々しい香りを作り出しています。それぞれのキーとなる香りを元に自然の美しさを様々な香料を使いながら表現。肌の上で広がる特別な体験と物語。
心地良い香りの旅へと導きます。

AROMABLENDBAR

とろける白桃に、なめらかでコクのあるシャンティクリームをひとさじ。
果実の甘さとクリームのまろやかさが重なり合う、デザートのような香り。
トルコローズの華やかさと、ライチの爽やかな甘さが軽い輪郭を与え、纏うたび、やさしく上品な甘美が肌にとけていく。最後に残るのは、ミルクとシュガーの余韻。満足感のある香りのスイーツ。

キャラメルやバニラなどの甘さがある、美味しそうな香り。

グルマン

PEACH CHANTILLY

オードパルファム

一つひとつ異なる見た目を持つ製品を通じて、自分の中にある「好き」を見つけるきっかけを提供します。
優しく爽やかな香り作りを心掛けており、お仕事、デート、就寝時、気分転換をしたい時など、シーンを問わずお使いいただける香りを取り揃えています。

SORA scentique

【仕事終わりの空や空気、解放感をイメージした香水】

scent 2は、バニラアイスクリームのような甘く爽やかな香り。

仕事終わり、オフィスを出ると外気に触れて感じる解放感。張り詰めた緊張感を緩め、仕事モードからプライベートの自分に戻る瞬間をイメージした香水です。

見慣れた帰り道に、夏の夜風の涼しさと優しい香りに包まれて深呼吸したくなるような香りは、いつも頑張っている糖分不足の自分へのご褒美です。


【バニラの香料を使わずに作った、バニラの香り】
トップはピーチやカシスの芳醇な甘さと、シトラスやリーフィーグリーンの心地よい瑞々しさが香り立ります。やがて温かみのあるウッドの香りへ移り行き、ホワイトムスクが柔らかく余韻を残します。

バニラの香料はとても濃厚な甘さが魅力ですが、その甘さ故に苦手な人も多くいらっしゃいます。一方で、いつもとは違う香りに挑戦してみたい、たまには甘い香りを着けてみたい、というニーズも多くあり、バニラの香料を使わずに、
夏でも重くならないバニラアイスクリームの香りを表現しました。
甘すぎる香りが苦手な方や、フォーマルな場面にもおすすめです。

水、海、オゾンなどの透明感を感じさせる香り。

アクア・マリン

scent2

Libroariaは、出版社発の香水ブランドです。言葉の力を信じ、コンセプトやストーリーに文学的な香りを込めています。デザインはときめきを大切にし、品質には妥協せず、良質なものを選び抜いています。まるで一冊の本を作るように、丁寧に心を込めて仕上げています。

Libroaria

アンブレットシードとペアーのフルーティな香り立ちから、ピーチの甘みをおびたジャスミンやキンモクセイのブーケが花開き、ラストはムスクとアンバーの心地よい甘さが続く香りです。

Libroaria Koinojosho

Margot & Titaは、香水をもっと身近に楽しんでいただけるよう、フランス製のラグジュアリーな香りを豊富にご用意しています。ヴィーガン対応で90%以上が天然由来成分の香りから、自分らしい香りをコレクションし、その日の気分に合わせて香りを選べる贅沢をお楽しみください。
香りはあなたの個性を引き立てるための大切なアクセサリーです。

Margot&Tita

 アップルとブラックカラントのフルーティーなトップノートから始まり、シャクヤク、スズラン、オレンジブロッサムといった華やかなフローラルノートが続く香水です。
そして、ムスキーでバニラの甘い余韻が漂い、ロマンティックで愛らしい香りを演出してくれます。

アイリスやトンカビーンなどの、甘くもドライな粉っぽい香り。

パウダリー

L'AMOUR EST DANS L'AIR

イギリスのティータイムを愉しむ風習にインスピレーションを得て誕生した『インプ』。
繊細な茶葉の香りと、さまざまなフレーバーが心地よさを引き立てます。
五感に訴える香りは、日々の喧騒をさらりと清めてくれるかのように、澄んだ美しさを奏でます。

imp.

優雅な午後を彩るアフタヌーンティーには、完熟した薫り高い
ラ・フランスのコンポートにたっぷりのダージリンティー。見上げ
た青空にはアーチを描く一筋の飛行機雲。夏の名残を含んだ柔
らかな風に揺れる葉は少しずつ色合いを変え、秋の深まりとと
もに豊かに実った果実は熟してゆく。イングリッシュガーデンの
一角にある果樹園に続く小路は、四季をとおして新鮮な驚きを
もたらしてくれる。

ジャスミンなどのパワフルで、やわらかさがある白い花の香り。

ホワイトフローラル

imp.17 PEAR DROP EAU DE TOILETTE

オードトワレ

『あなたの香りはここにあります 
自然とあなたの美しさを表現』
良い香りで気持ちの良い一日をスタートできるように。
自分を表現する香りで自信を持てるように。
忙しい一日を終えて家に入ったときに心地よい香りで癒されるように。
Youssofulは、長年の研究と最高級のヨーロッパ産原料を使用して香りを製造しています。

youssoful

ほのかなバラとなめらかなクリームの上に爽やかなリンゴとイチゴが調和してセクシー、可愛らしさ、愛らしさに満ちた香り

Youssoful EXP Berry sexy

SEISOは東京発のフレグランスブランドで、飾ることとは『自分を表現し、自分の魅力を引き出すこと』であり、それは尊いものだと考えています。飾る美しさを提案し、飾るあなたを肯定します。
もっとあなたらしく、もっと自分が好きになれるように。

SEISO

金木犀の瑞々しくフルーティーな香り立ちから、密かにハニーの甘みが広がり、キラキラしたジューシーな甘みが残る香りです。

KINOMOKUSEI - EAU DE PARFUM

ブランドを象徴する「ベルリンゴールド」シリーズのバックパックに着想を得た新作フレグランス。
ルールや先入観に囚われることを好まない現代のMCMウーマンのために誕生しました。
すべての女性たちに、可能性は無限大であること、自分らしい個性や生き方を尊重して欲しいという願いが込められています。
いつまでも記憶に残る忘れがたい香り。
華やかなジャスミンとチュベローズのフローラルな香りが、フゼア調の香りをもたらすトンカビーンやモスなどとコントラストを奏でながら、
それらが織りなす繊細なバランスを通して、生意気なまでに堂々とした香り、MCMらしいフェミニンな香りに仕上げています。

MCM ULTRA EAU DE PARFUM

2019年にミラノで誕生したパフュームレーベルです。
ルールや常識にとらわれることなく、心の奥に潜む本当の自分を呼び覚まし、
内に秘めた果てしない情熱と可能性を引き出してくれます。

FreeShape MILANO

 KIRI―光の使者
“母なる大地” をイメージした「EYWA」から着想を得て誕生。
光と生命の喜びを象徴する甘やかな香りは、輝きを纏わせる。
その輝きはやがて自信へと、自信はオーラへと昇華する。
向けられる羨望の眼差しの中、改めて感受する。
自分はかけがえのない存在であること、
そして、自分の人生の主役は自分自身であるということを。

メロウな世界へと誘うフルーティフローラル
洋梨やラズベリーなどの甘くみずみずしい香りで幕を開け、
時間の経過と共に温もりのあるカシミヤウッドやムスクに包まれていく。



KIRI

"NOWHERE NOWHERE（ノーウェアナウヒア）は、「香り＝自己表現＝アート」をコンセプトに2024年－東京で生まれたフレグランスブランドです。
香りの名付けにはカラーコードを採用、それぞれに紐づく“ビジュアル”と“物語”が、余韻と奥行きのある香りを表現します。タイムレス、ジェンダーレス、エイジレスな香りをお楽しみください。"

NOWHERE NOWHERE

【Fragrance story】
愛おしいと思うこの気持ちを、
きみにどう伝えよう。

【Fragrance note】
Fruity
ハニーローズやピーチをブレンドした愛らしくフルーティな香り

NOWHERE NOWHERE Eau de parfum #FEE

【Fragrance story】
さらさらと砂が落ちていく。
窓際に咲く朽ちることのないその花に、彼女は永遠を見る。
そこは 0 と 1 の間。

【Fragrance note】
Floral Amber
木蓮や金木犀をブレンドした品のあるアンバーフローラルの香り

NOWHERE NOWHERE Eau de parfum #A24

オサジは健やかなライフスタイルをはぐくむスキンケアコスメブランドです。
健康と美しさを保つことに真摯に向き合いアレルギーリスクのある成分は極力入れないようにしており、健やかで美しい皮膚を保つためのライフスタイルを提案する、現代の「お匙」でありたいと考えています。

OSAJI

 記憶と深く結びつき過去の経験や感情を呼び覚ますような香り。 
その輪郭は曖昧で、なぞるたびに変容していくものであっても、変わらない思いも確かにあり今の自分を形成している。
香りが呼び覚ます記憶を、自分だけの作品集〈アンソロジー〉として。

オサジ オードトワレ of 〈end of rain -雨が上がる〉
グレープフルーツに、ルバーブの清々しい酸味とフェイジョアや月桃のトロピカルなアクセントを添えて。さわやかな明るい印象の香り。

〈POINT〉
・テーマは「前置詞」。
前置詞は時間や空間を切り取る言葉であり、香りは時間や空間の記憶とリンクするもの、という意図が込められています。

・記憶の中にある「どこかで見た景色」をイメージし、国内各地で採取した国産天然香料を配合。

・ファッションのように香りをまといたい方にも、 そっと寄り添うようなやさしい香りが好みの方にもおすすめできる個性豊かなラインナップ。


⽉桃＊国産天然香料：ゲットウ葉油（沖縄産 月桃）

柑橘系が中心の、新鮮で爽やかさのある香り。

シトラス

濡れたような若葉や茎を思わせる、青々しい特徴的な香り。

グリーン

OSAJI Eau de Toilette of

 記憶と深く結びつき過去の経験や感情を呼び覚ますような香り。 
その輪郭は曖昧で、なぞるたびに変容していくものであっても、変わらない思いも確かにあり今の自分を形成している。
香りが呼び覚ます記憶を、自分だけの作品集〈アンソロジー〉として。

オサジ オードトワレ in 〈in the sun -陽の中〉
白く柔らかなコットン、清潔感のあるラベンダーとチェリーの予想外の組み合わせ。ムスク、アンブレット、ヘリオトロープのまろやかな甘み。

〈POINT〉
・テーマは「前置詞」。
前置詞は時間や空間を切り取る言葉であり、香りは時間や空間の記憶とリンクするもの、という意図が込められています。

・記憶の中にある「どこかで見た景色」をイメージし、国内各地で採取した国産天然香料を配合。

・ファッションのように香りをまといたい方にも、 そっと寄り添うようなやさしい香りが好みの方にもおすすめできる個性豊かなラインナップ。



ピーチブロッサム＊国産天然香料：モモ花エキス（岡山県産 桃花）


OSAJI Eau de Toilette in

 to/one ［トーン］は、
目に見える美しさだけではなく、
素肌や心の美しさを引き出す
ナチュラル& オーガニック メイクアップブランド。

to/one

to/one初のオードトワレは、摘みたての花々をイメージしたフローラルフルーティ。部屋にお気に入りの花を飾るような、さりげなく行き届いた美意識と高揚感を、いつでもやわらかく肌にまとって。毎日使うことを考え、ベースには植物性のオーガニックエタノールを採用。コンテンポラリーなデザインのボトルは、ギフトにもぴったり。

トーン スウィート ブーケ オードトワレ

Boodeur

優雅で気品のある香りは、フルーティーなスパークリングカクテルのような香りで始まります。ベースは官能的なフローラルブーケを表し、ピーチとスパイスで引き立ちます。
甘く芳醇で魅力的な香りに、ラストノートはパチュリとモスによって昇華されたウッドでアンバーな香りを拡散します。繊細で計算されたこの香りはミラノの歴史的建造物や、石畳みのクラシカルさとモードが混在し、永遠のベーシックとして、気品のある香りを放ちます。

Boodeur Milan

みずみずしく華やかでやわらかく、つけるとたちまちセンシュアルさを秘めた香りへと変化を遂げます。シャボンの泡のようにはかなく、華奢でありながらより自由にいきいきと、多様性のある個性を際立たせてくれるフレグランス。重たい香りのように感じるが、残香は程よく抜け感がある軽やかな香り。
ライム、ウォーターフルーツ、オリス、ウッディ、タバック、ウードの香りが芳醇でワイルド、複雑でありながら透明感のある香りが感性と響き合います。知性と色香が両立した、優しさと力強さが調和した新しいエレガンスを感じさせるフレグランスです。

Boodeur R001

金木犀の匂いで幼い頃の情景が思い浮かぶなど香りによって記憶が呼び覚まされるプルースト現象のように、蘇る情景を身に纏う。「MUCHA」は芸術家ミュシャの作品からインスパイアされた香りとアートを通して、心に残る時間を一層印象的に彩ります。

MUCHA

【製品】
 嗅覚でも視覚でもミュシャの世界観を堪能できるオードトワレ。絵画が呼び覚ますエモーションをめくるめく調香で表現しました。月桂樹フレームに描かれており、朝日に相応しい栄光を意味しています。明けの明星は太陽が昇る前に東の空に見え、ラテン語でルシファー。光を掲げるものという意味を持ちます。
 
 【香り】
 明けの明星…甘美な果実と月桂樹からこぼれた朝露を、新たな日をエナジャイズする魔法に変えて
 
 雨上がりの夜明け、果実や木々の葉の上で無垢にきらめく朝露の希望やイノセンスを集めて。アップルやブラックカラントのフルーティなトップが、雲間から差し込む朝の光のようにポジティブな一日のはじまりを予感させます。そこから続くのは、“栄光”のシンボルとして絵画のフレームにも描かれている月桂樹。その甘くも爽やかな調べと森を思わせるシダーウッドのアコードが、温かな陽だまりで満たします。ラストはサンダルウッドやアンバーが柔らかな余韻を残し、今日という日に優しく寄り添い続けます。

お香のような重厚感と温かみを感じる、コクのある香り。

アンバー

オードトワレ 明けの明星 1902

【製品】
 嗅覚でも視覚でもミュシャの世界観を堪能できるオードトワレ。絵画が呼び覚ますエモーションをめくるめく調香で表現しました。宵の明星のフレームの花はカンパニュラで、その花の形状が教会の鐘に似ていることから、夕刻の訪れを意味する本作品に描かれています。
 
 【香り】
 宵の明星…黄昏時の切なさと夜への高揚感がとろけあう、果実と甘くたゆたう花々の戯れ
 
 夜へとうつろう夕暮れの空の美しいグラデーション。そのまどろみや切なさ、次第に高まってゆく高揚感を繊細に変化するフレグランスに託して。ベルガモットやピーチ、イランイランのマチュアな華やぎが、どこかセンチメンタルで味わい深いシックなフローラルへと穏やかに移りゆきます。教会の鐘によく似たカンパニュラの花は、甘さの中にも気品のある調べ。オリエンタルなジャスミンや可憐なスミレの薫香も加わり、芯の強さや媚びないセンシュアリティも感じさせて。ラストはバニラとムスクがまばゆい西日のように、甘美な幸福感で満ちた香りです。

オードトワレ 宵の明星 1902

 目に見えずとも、私たちの生活に様々な効果やイメージを与えてくれる、「香り」。
 John’s Blendはいい香りを身近に感じることで、日々の生活が豊かになってほしいという想いから生まれました。
 シンプルで柄に頼らないデザインと厳選された香りによって、今暮らしている空間がより心地よくなりますように。

John's Blend

 香水としてもふさわしい「ホワイトムスク」の香り。
 爽やかですっきりとした印象でありながら、終わりがないほどに深い重厚感を同時に感じさせるEau de Parfumのホワイトムスク。
 香りの奥底に揺らぎないムスクの香りが存在しその周りを彩るすべての香りが透明に感じられるように表現されています。
 繊細さと力強さの相反する特徴を美しく内包させた特別仕様の香り。

John's Blend Eau de perfum  WHITE MUSK

ニッチフレグランス誕生の前夜、フレグランス業界を席巻したイマジナリー・オーサーズ《架空の小説家たち》。12 年の時を経てついに日本初上陸です。
小説家やその作品に触発された香水は世の中にいくつも存在しますが、架空の作品に触発された香水に出会ったことがありますか？イマジナリー・オーサーズの斬新なアイディアには、それぞれの香水に設定した小説家が架空なだけではなく、架空の小説家が書いた架空の小説まであるのです。その設定の細かさもさることながら、栞になっているムエットにもこだわっています。
香水瓶に注がれたフレグランスはどれもエキサイティングな捻りの利いた物語のレイヤーで、優れた小説のように日常的な体験とは異なったその先にある超越的なフレグランス体験を呼び起こします。


Imaginary Authors

1982年に出版された《イン・ラブ・ウィズ・エブリシング》は『特捜刑事 マイアミ・バイス』（アメリカのNBCが放映した警察の組織犯罪局の活躍を描いたテレビシリーズ） 以前のフロリダでのセックス、ドラッグ、退廃を描いたもので、パーティーを続けるために何かを求めてナイトクラブ、ローラーディスコ、サウスビーチの怪しげなバーを巡る10代の少女たちの不良グループを追尾した衝撃的なドキュメンタリー小説です。
尽きることのない情熱に突き動かされた少女たち。ただ楽しむことだけを目的とした強くて率直で機知に富んだ若い女性たちの姿を、ひるむことなく正直に描写したことで高く評価された《イン・ラブ・ウィズ・ エブリシング》は当時の男尊女卑とは対照的な物語として今でも共感を呼んでいます。批評家たちは「無謀さの喜びを本質的に検証したドキュメンタリー」と評しています。
　　ジェンダーレスな香水のもつ高い汎用性で、一日のどの時間にも、一年のどの季節にもぴったりです。

In Love With Everything

 涼やかな森の小さな湖のほとりにたたずむ、小さなホテル。
 大きな画集をかかえるようにして、窓の外を眺める。
 外は湖畔に咲き誇る花々の香りが広がり、湖の水面は陽をうけて宝石のようにゆらめいている。
 しずかな絵画に描かれているようなひとときをイメージした香りです。

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