Rosa

オーデコロン ローザは、香水の女王、ローザ・センティフォリア、別名五月薔薇の香りを彷彿とさせるフローラルノート。薔薇の起源は非常に古く、シュメール時代にすでに存在していました。ギリシャの叙事詩イリアスの中にも登場します。紀元前5世紀の中国では薔薇のエッセンスは皇帝や宮廷貴族だけが手に入れることができる貴重品でした。古代ローマ人たちは大量の薔薇を好んで使用していました。お祭りの時期には街のいたるところで花びらが道に撒かれ、饗宴で人々は薔薇の花冠をつけ、会食者達には祝いの雨のようにローズウォーターが振りまかれていました。古文資料には、ドメニコ修道士たちが1381年には既にローズウォーターを販売していたことが記録されています。花言葉では色によって異なる意味を持ちます。白い薔薇は「純真さ」、赤は「情熱」、黄色は「不貞・嫉妬」を意味します。